GitHub Pagesのpagesworkerがとっくに終わっていた
github-pages gem
GitHub PagesのJekyllに関するパッケージはgithub-pages gemに収められている。過去バージョンが参照できるため、日付から当時のバージョンに当たりをつけることができ、知っておくと便利だと思っていた。
とはいえ、2024-08-06から更新がない。それもそのはずで、Jekyllの3系はこの頃から更新が止まっているし1、pagesworker(legacy worker)もとっくに終わっていた。なるほど、それで、 Classic Pages experience だったのか…UIから選べるので気にしてなかった。使い勝手は同じでもGitHub Actionsが動くわけだ。
actions/starter-workflows
時代はとっくにGitHub Actionsだったわけで、ワークフローを組むのが普通だった。諦めてワークフローと向き合うしかない。
そんな中で参考になるのが actions/starter-workflows リポジトリということらしい。
pages/ 以下にGitHub Pagesに関係するものがいくつか準備されている。 pages/jekyll-gh-pages.yml が legacy worker同様にJekyll 3でビルドを行うもので、 actions/jekyll-build-pages からgithub-pages gemを使用している。
pages/jekyll.yml はより柔軟な方で、 ruby/setup-ruby を使用している。
双方とも actions/upload-pages-artifact でビルド結果を保存し、 actions/deploy-pages でデプロイする。
GitHub Pages用のアクションが存在し、参考にできるワークフローファイルもあるため、構築難易度は低いが、GitHub Actions分の学習コストが上がったと言える。